生き物たちの役割と寿命
・創造主は世界を作った後、生き物たちに役割と寿命を与えた
・まず創造主はロバに労働の義務を与えた
・こうしてロバは朝から晩まで水や荷物を運び、「もっと働け」と鞭を打たれるようになった
・創造主はロバに問いた。「お前の寿命は30年で良いか」
・ロバは反論した。「30年は長すぎます、15年に減らしてください」
・こうしてロバの寿命は寿命は15年になった
・次に創造主は犬に警備の義務を与えた
・こうして、犬は家を守り、不審者がいれば警戒して吠えるようになった
・創造主は犬に問いた。「お前の寿命は20年で良いか」
・犬は反論した。「20年は長すぎます、10年に減らしてください」
・こうして犬の寿命は寿命は10年になった
・次に創造主はサルに娯楽の義務を与えた
・このためサルは芸を覚え、周りを楽しませることができるようになった
・創造主はサルに問いた 「お前の寿命は10年で良いか」
・サルは反論した「10年は長すぎます、5年に減らしてください」と
・こうしてサルの寿命は寿命は5年になった
・最後に創造主は人間にあらゆる自然を統括する義務(自由?)を与えた
・また創造主はこの義務を果たさねば、人間は住めなくなることも同時に説いた
・このため人間はあらゆる食物連鎖の頂点に立つことができるようになった
・創造主は人間に問いた。「お前の寿命は30年で良いか」
・人間は反論した。「30年は短すぎます、もっとお与えください」
・そこで創造主は、ロバ、犬、サルの余った分の寿命を人間に与えた
・こうして、人間の寿命はおよそ60年生きることができるようになった
・はじめの30年、人間は人生を謳歌する
・我々は周りに甘えながら育ち、そして教育を受けることができる
・我々は周りに甘えながら育ち、そして教育を受けることができる
・次の15年は労働の期間となる。この頃に人間は家庭を築く。教育費や借金に悩む
・「もっと働け」と責められ、ロバになるのである
・「もっと働け」と責められ、ロバになるのである
・次の10年はの警備期間となる。この頃に子供は青年へ変わる
・親が「こうしなさい!ああしなさい!」と吠えるのは、子供を守るためなのだ
・親が「こうしなさい!ああしなさい!」と吠えるのは、子供を守るためなのだ
・次の5年間は娯楽の期間となる
・この頃には子供が新たな家庭を築き、親は祖父母になる
・かわいい孫を楽しませるため、サルのようになり、最後は死ぬのである
当時大学1年だった当時の自分は、この話を聞いて、きっとアフリカの壮大な自然と生きる人々の生活の中から、こういう話が生まれたのだろうと感動していたのだが、最近になり、どうやらグリム童話に元ネタがあるらしいことを知り、実は植民地時代以降に伝わったものなんではないかと…
・この頃には子供が新たな家庭を築き、親は祖父母になる
・かわいい孫を楽しませるため、サルのようになり、最後は死ぬのである
当時大学1年だった当時の自分は、この話を聞いて、きっとアフリカの壮大な自然と生きる人々の生活の中から、こういう話が生まれたのだろうと感動していたのだが、最近になり、どうやらグリム童話に元ネタがあるらしいことを知り、実は植民地時代以降に伝わったものなんではないかと…
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