ケニアの食事
スタディーツアー中のケニアの食事について紹介(後日作成した報告書より)
① 朝食は「英国式」で、パン・ソーセージ・卵・紅茶がセットとなっています。キスムホテルではこの形式でした。隣の女性がやたらスイカをおかわりしていて、「たしかに毎日こんなメシなら力も出るってもんだ」と思ったのですが、9日目ぐらいに無性にお茶漬けが食べたくなって驚きました。ちなみに牛乳・シリアル・果物など、加熱しないで済ませる朝食を「大陸式」と呼ぶそうです。
② 昼食・夜食はビーフシチューとライスとイモとスクマが基本でした。この他、ホウレンソウとジャガイモを練ったケニヤージというサラダも頂きました。味付けが同じで飽きてくるのですが、現地の人々曰く、店によって全然違うそうです。みそ汁に赤みそ、白みそ、昆布だし、かつおだし等あるように、現地の人々にしか分からない違いがあるのかも知れません。ちなみにシチューの味はRoycoと呼ばれるビーフフレーバーの万能調味料によるものだそう。「混ぜればいいってわけじゃないだろう!」と突っ込みたくなりましたが、考えてみたら日本人が何でも料理に醤油を混ぜるのと大して変わらないかも知れません。
③ この他、民族料理としてウガリやスクマを食べることもできました。ウガリは小麦粉・トウモロコシ粉をお湯で練った食べ物(主食)で、生焼けのお好み焼きに似た味がします。ステイ中に2次曲線的な山盛りで出され、「残したら申し訳ない」と思い涙目で完食したのですが、ムゼーに「もっと食べろ」と言われ、気絶しそうになりました。スクマは栄養素たっぷりのアフリカの緑野菜です。慣れるとおいしいのですが、雑草に似た青臭さが苦手な学生も多かったようです。
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