飛び乗り寝台列車の旅

週末、唐突にどこかに行きたくなり、東京駅のみどりの窓口で残席を聞いたら、ちょうどサンライズに空きがあったので、夜行寝台の旅に出ることにした。

おともにコンビニで買ったビールとハイボールと、コンビーフ缶。

サンライズは22時ちょうどに東京駅を出発する。(写真右側の)NHKラジオを聴くこともできるけど、ちょっと気持ちを高めたかったので、メンデルスゾーンの「真夏の夜の夢」、海援隊の「私の中の銀河」を流す。どちらもドラえもんの「銀河超特急」のテーマ曲なのだ。

夜行寝台って本当にいいなぁ。最近は高級志向で30万、50万の値段がする列車ばかりだけど、サンライズはこんなに安価に「旅をしている」感を味わうことができる。夜、時間調整のために知らない駅に停車した際に「今、自分はどこらへんにいるんだろう」なんて思いにふける時間がとても好きだ。お酒をぜんぶ空けて酔っ払い、列車に揺られながら気づいたら寝落ちしていた。

サンライズは高松に向かう「瀬戸」と島根に向かう「出雲」が連結していて、岡山駅で切り離す。チャイムで目が覚めたけど、もともと朝に弱いので、そのまま二度寝すると、走行音が「ガランガランガラン」という音にかわって、目をこすりながら窓を見ると、瀬戸大橋を渡っているところだった。

列車は終点が琴平駅だったので、そのまま金毘羅山参りをしてきた。

帰りは飛行機であっという間。楽しい弾丸旅行だった。

Where the hell is Taro?

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Taro

1989年生まれ。在京メディアで近畿→北関東→東京で記者。転職して現在は別業界に。フットワークは軽いほうで、休日はカメラを携えて旅に出ます。海外は20カ国以上。屋台で怪しいもの食べてたまにお腹壊したりします。最近ペンを握っていないのでボケ防止に書きます。コンテンツと現在の所属等は関係ないです。