成田→ダラス→ワシントン


 時差ボケでそもそも頭が働いておらず、まだ英語脳に切り替わっていない段階では、メニューを指させば済むファストフードが手軽、というのが当初の理由だったのだが、北米路線で10時間近く飛行機に乗っていると、気圧の関係か味覚がバカになり、塩辛く脂っこいものが食べたくなる。ケチャップドバドバのハンバーガーと、塩味のポテトはちょうどいいというわけだ。

 蛇足だが、気圧が陸地よりも3割ほど低い機内では、味覚の他にいろいろな器官が鈍くなるらしく、機内エンターテイメントの映画で、涙もろくなってしまうのも気圧の関係らしい。これまで「いい映画にこんなところで出会えるなんて」と思ったこともあったのだが、ちょっとさびしく感じてしまった。
http://time.com/5274209/airplane-cry-emotion/




成田からダラスまで10時間、さらに4時間かけて首都ワシントンDCへ。他のハブ空港に比べると、ロナルドレーガン空港は簡素なつくりで「本当に首都の空港なのだろうか?」と思ってしまうほど。メトロのトークンを買い、スーツケースをごろごろしながら、宿泊先のロフトハウスに向かった。



今回宿泊した「DC LOFTY」は6人部屋で、他国の宿泊者とコミュニケーションを取れることを楽しみにしていたのだが、私の部屋は自分1人しかおらず、結局貸切状態になってしまった。トリップバイザーの口コミには「おぞましいほどのベッドバグがいる」と悪評が書いてあり、日本から殺虫剤も持ち込んだのだが、マットレスを裏返しても虫の形跡はなく、この部屋は大丈夫だったらしい。

シャワーを浴びて、日本から持ってきたカップ麺を食堂でゆでて食べ、少し仮眠をして散歩に出た。

Where the hell is Taro?

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Taro

1989年生まれ。在京メディアで近畿→北関東→東京で記者。転職して現在は別業界に。フットワークは軽いほうで、休日はカメラを携えて旅に出ます。海外は20カ国以上。屋台で怪しいもの食べてたまにお腹壊したりします。最近ペンを握っていないのでボケ防止に書きます。コンテンツと現在の所属等は関係ないです。