ウユニにきたぞ
自分たちを乗せた4WDは、湖を進んでほかの観光客がいない辺りに泊まった。車から降りると、くるぶしの辺りまで水に浸かっている。裸足で歩くと、塩の結晶を踏んで少し痛い。
足元を近くでとると、このように濁ってしまい、あの「THEウユニ塩湖」のような鏡張りの写真はとれない。どういう仕組みなのか?
どうやら、太陽に照らされた際の屈折角で、遠目から写真を撮ると鏡のように見えるらしいのだ。なので、遠くを見渡せば見渡すほど、鏡のように映っている
ランチは、車のトランクを開けて、鍋からライスとイモ、焼いた鶏肉を自分の皿に盛る。チリ人がやたら皿にのせたせいで、鶏肉の数がアンバランスになってしまった。
午後になると湖水が蒸発し、鏡のような湖面は見えなくなってしまった。車に同乗する韓国人、チリ人と話しながら「天国みたいだなあ」という話をした。出身国が違えば、育った環境や宗教観、死生観も違うはずだ。なのに「天国とはこういう場所なのだ」とこの景色を見て皆が思ったというのは、何だか不思議な感じがした。
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