B787のコックピットを見てきた

名古屋出張のついでに、セントレアにオープンした「FLIGHT OF DREAMS」に足を運んできた。日本で機体の一部が作られたボーイング787の試作初号機が展示されているのだ。

コックピットは入れ替え制で、自分が訪れた土曜の夕方は約30分待ち。従来機では機械式であった飛行管理装置も電子画面に表示されていて、非常にコンパクトに見える。

Boeing社サイトによると、787-8型機は座席数242席、航続距離は7,355海里(13,620km)。大型ジェット旅客機並みの航続距離と、ほかに類のない低燃費(燃料効率20〜25%向上)を実現している。要は、これまで採算の合わなかった都市にも、飛行機を飛ばせるようになったということで、画期的な機体だったというわけだ。

機体構造の50%(重量ベース)で東レ製の炭素繊維複合材を使用している。この炭素繊維、鉄と比較すると4分の1の軽さで、ざっくり言えば、金属を使わない分、軽くできるから燃費もよくなるというわけだ。

エンジンは、ゼネラル・エレクトリック社とロールスロイス社が供給。エンジン技術の進歩によって787型機の運航効率は8%向上、中型機では2世代分に近い技術進歩になっているらしい。

ちなみに時間がなくてまわり損ねたけど、格納庫の建物全体が商業施設になっており、カフェから機体を見渡すことも可能。ボーイングのグッズショップが日本では唯一ここだけに置かれていて、ファンにはたまらない様子だった。

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Taro

1989年生まれ。在京メディアで近畿→北関東→東京で記者。転職して現在は別業界に。フットワークは軽いほうで、休日はカメラを携えて旅に出ます。海外は20カ国以上。屋台で怪しいもの食べてたまにお腹壊したりします。最近ペンを握っていないのでボケ防止に書きます。コンテンツと現在の所属等は関係ないです。