空の上のフランス

2016年12月、冬休みが急遽取れることになり、ドイツ・ベルリンに行ってみることにした。日本から直行便は出ていない。ルフトハンザ(フランクフルト経由)かエールフランス(パリ経由)で悩んだが、LHはストライキがよく起きる印象があったのと、トランジットでパリを散策してみるのもよいなと思い、AFに決めた。

●AF279便
  13:45 東京 (羽田空港) 出発
  18:35 パリ (シャルルドゴール国際空港) 到着

機内では、旅程を脳内シミュレーションするのに忙しく、あまり写真を撮っていなかった。ただ、AFのセーフティービデオは印象に残った。1年ほど前からリニューアルしていたものらしい。



France is in the air というキャッチコピー、元ネタは2011年の Love is in the air という曲だそう。in the air には「気配」「予感」などの意味があるらしく、曲名はそのまま訳すと「恋の予感」か。France is in the air というのは、このまま「フランスの予感」と訳してしまっていいのか。意訳してしまえば、

「この飛行機に搭乗した時から、あなたはもうフランスにいるのです」

そんなメッセージのようにも感じた。そして台詞の1つ1つが凝っている。

「シートベルトはあなたのウエストラインをエレガントに見せます」
「この飛行機は禁煙です。禁煙のフライトは、シンプルに言っておしゃれです」

セーフティビデオでこんなことを言ってしまえる航空会社は、世界広しといえども、エールフランスぐらいだろう。機内BGMからセーフティビデオまで、これほどスタイリッシュに、その国の持つ文化や価値観を植えつけるのは、本当にかっこいい。



ちなみに機内食。エコノミーでフランス料理を期待するのは野暮かな、と思っていたが食前にシャンパンも出てきて、ボリュームもあって満足(笑)。24日のクリスマスフライトだったので、デザートのケーキにデコレーションしてあったのが可愛らしかった。

Where the hell is Taro?

国内外の旅行記録を残します

0コメント

  • 1000 / 1000

Taro

1989年生まれ。在京メディアで近畿→北関東→東京で記者。転職して現在は別業界に。フットワークは軽いほうで、休日はカメラを携えて旅に出ます。海外は20カ国以上。屋台で怪しいもの食べてたまにお腹壊したりします。最近ペンを握っていないのでボケ防止に書きます。コンテンツと現在の所属等は関係ないです。